失敗しない革靴選び
革靴を購入する際、みなさんはどうされていますでしょうか?
だいたい以下のパターンがありそうです。
- 種類がたくさんありそうな量販店に行って買う
- Amazonや楽天で探して買う
- 好きなブランド、モデルがあるのでそれが売っている馴染みのお店で買う
- 既成靴では自分にフィットしないので手作り(ビスポーク)で頼む
上記のうち、1と2に当てはまる場合は注意をしていただきたいです。
その理由は
フィッティング。
自分の足にきちんと合っているのか、です。
革靴を選ぶ際にはデザインが重視されることが多いかと思いますが、
フィッティングはそれ以上に重視していただきたいです。
自分の足にフィットしていないと、靴そのものの性能、ポテンシャルが生かされません。歩いている格好もどこかバランスを崩しますし、履きこんだ時の皺、アウトソールのすれ具合、疲労感などに影響があります。
かくいうわたしも何度も”失敗したな”と思ったことがあります。
特にポイント1・・・
量販店ですと希望のサイズが無い場合、「大きめのサイズを買ってインナーソールをいれればOK」とか平気で言われることがあります。でもこれって、靴本来の性能が生かされません。革靴は足に合った木型をベースに形作りするのにインナーソールを入れては本来の形が崩れてしまいます。
なんとなく店のご都合があるんじゃないかと思ってしまいます。
でももちろんいい店員さんであれば
「大きくてもインナーソール入れることに抵抗がなければ」と
無理に薦めない方なら、お客さんのことを考えているのでいい店員さんでしょう。
そこで失敗しないために、自分に合う革靴を選ぶ際のポイントをお伝えします。
①試着の時、かかとをキチッとあてて確かめる。
②革靴は伸び、靴底は沈むため、若干きつめが良い。
③一番履くケースと同じような靴下で試着する。
④夕方は足がむくんで若干大きくなっていると考える。
⑤想定サイズだけでなく前後1/2サイズも試着してみる。
⑥試着の時は立つだけでなく、少し歩かせてもらって確かめる。
②
最近までわたしも理解できていませんでした。
試着で”きつい”と思うとハーフサイズ大きめを買っていました。でも後々2,3年も履いてくるとゆるくなってきました。
それを理解してから買う際は少しきつめを買っています。最初1ヶ月は多少痛みはありますが、徐々に履きこんでくると絶妙なフィット感をもたらしてくれます。
③、④
購入の際は少しきつめを買うと良いのですが、そのときの足の状態を加味していただきたいです。特に休日に平日用の革靴を買いに行くときは注意です。プライベート用の靴下はビジネス用の靴下に比べて厚みがあるのが大半です。このときの状態で選んでしまうと、いざ仕事に行くときに「なんかゆるい」ということになりかねません。
また、夕方は足がむくんで大きくなってしまっていることもあります。
この点を考慮して選んでいただきたいです。
⑤
表記サイズというのはブランドによっても、同じブランドでも木型によってサイズ感は変わってきます。ですので自分の思い込みだけで選ばずに、前後ハーフサイズまでしっかり試着してみて確かめてみてください。
⑥
これは①のかかとをあわせるところとも関係があります。
革靴というのはかかとからつまさきまでの長さで合わせるのではなく
かかと、甲でしっかりホールドされているかを確かめたほうが良いです。
歩くときはまずこの2点がしっかりフィットしているか確かめてください。
それと親指の付け根から小指の付け根を結んだ線の部分です。
ここが靴との接点が点ではなく、面で接触しているか確かめてください。
まとめとして・・・
私が革靴の選び方について知識を得たのは
革靴専門店 の店員からが多いです。
たとえば
Trading Post(トレーディングポスト)
World footwaer gallery
ロイドフットウェア
といったところや
新宿の伊勢丹メンズ
銀座三越
有楽町阪急メンズ
といったデパートの店員さんとたくさん会話してみるとたくさんの知識を得られます。
革靴選びの参考になるサイト
革靴 まとめ | メンズファッションマガジン +CLAP Men